閉経期の前後は女性ホルモンの分泌量が減り、ホルモンバランスが変化することで、ほてりや多汗やイライラなど、女性の肉体と精神にさまざまな障害が発生します。
こうした更年期障害の症状を緩和するために、病院ではしばしばホルモン補充療法が用いられます。
しかし経口ホルモン剤は肝臓への負担が大きく、きつい副作用が出る可能性があります。
クリマラは副作用のリスクが少ない、経皮タイプのホルモン剤です。

クリマラはドイツの大手製薬メーカーが発売しているパッチタイプの医薬品で、有効成分は女性ホルモンのエストラジオールです。
使用方法はパッチを剥がして、背中や腰など適当な場所に1枚ずつ貼りつけるだけです。
すると有効成分が徐々に皮膚から吸収され、約1週間かけて効果を発揮します。
体内のホルモンの量が急激に変化しないため、副作用が出にくいという特徴があります。
週に1度だけ貼り替えればよいので手間がかからず、内服薬のように飲み忘れる心配がない点も、クリマラのメリットと言えるでしょう。

クリマラは更年期障害の諸症状を和らげるだけでなく、骨粗鬆症を予防したり、生理不順を改善したりする効果が期待できます。
また女性ホルモンを増やすことから、肌のアンチエイジングなど美容のためにも使われています。
一方で男性ホルモンの働きは抑制する作用があります。
そのため男性ホルモンが原因となる薄毛やニキビを改善し、皮脂の分泌や強い体臭を抑えるにも効果的とされています。
こうしたことから、性同一性障害の男性が女性化するためにクリマラを使用する場合もあります。

なお少ないとはいえクリマラにも副作用のリスクがあります。
一般的なホルモン剤と同じように、吐き気・めまい・不正出血などが考えられるので注意が必要です。
特に血栓症には気をつけ、もしも手足のしびれや胸の痛みを感じたら、早めに医師に相談してください。
また貼り薬なので、肌が弱い方はかぶれる恐れがあります。

クリマラの正しい貼り方とは

クリマラの正しい使用方法は、下腹部や臀部などに1枚貼り付けて1週間使用します。
その後1週間は貼らないでおき、貼り替える場合は他の場所に貼りましょう。
肌荒れやかぶれが生じた場合は貼る場所を変えながら様子を見てみます。

クリマラはエストラジオールという女性ホルモンが含まれているパッチタイプの医薬品で女性ホルモンにはエストロゲンという卵胞ホルモンとプロゲステロンという黄体ホルモンがあります。
生理を区切りにしてこれらのホルモンの増減を繰り返して生理の周期を作る仕組みになっています。
卵胞ホルモンは卵巣から分泌され正常な月経周期や排卵などを維持する効果があります。
女性の子宮の発育や乳房のふくらみなどを促進するので重要な成分です。

クリマラは女性ホルモン(卵胞ホルモン)にあたり、卵胞ホルモンの低下だったりホルモンバランスの乱れによる顔のほてり、のぼせや汗などの更年期症状を改善することができます。
副作用として気分が悪かったり食欲がないような胃腸障害や、性器出血などが現れることがあるでしょう。
乳房痛や血栓症を引き起こすことがあるので、足の痛みやむくみ、胸の痛みなどを感じる人がいます。
急に呼吸が苦しくなったりめまいを生じたり、頭痛や吐き気なども症状もあるので注意が必要です。

貼り過ぎると皮膚が赤くなったりかゆくなったり、かぶれることもあります。
使用方法をきちんと守ることで症状を効率良く改善することが可能です。
もし異変を感じたら医師に相談すると適切に対処してくれるでしょう。
インターネットにある薬剤サイトを利用すると、比較的リーズナブルな価格で購入することができたり各種クレジットカードを利用できるので便利です。